犬や猫などのペットを飼っている方にとって、その存在は家族の一員とも言えます。
自分が辛い時や悲しい時、嬉しい時など様々な場面で一緒にいてくれる存在はかけがいのない存在だと言えます。
基本的にいつでも一緒に居たいものですが、場合によっては離れなくてはいけない事もあります。
長期の旅行や帰省などペットを連れていく事が不可能な場合には、どこかに預ける必要があります。
近くに同じペットを飼っている友人などがいればその方に預かってもらう事も可能ですが、そうでない場合にはペットホテルを利用する事になります。
いざ利用しようと思っても、利用したことのない方にとっては、ペットホテルとはどのようなものか全くの未知数です。
それではどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。ペットホテルを選ぶ上での注意点を下記の５つの点に注目してみましょう。
ペットホテルの選び方については、たいていのホテルは事前に見学することができるようになっていますので、必ず見学するようにしましょう。
逆に、見学を拒否するようなペットホテルには、絶対に預けてはいけません。また、ホテルの見学時には、施設の清潔さや、スタッフのペットに対する姿勢などもチェックするようにしましょう。
預けている間はホテルのスタッフに世話を任せる事になりますので、信頼できそうなスタッフがいるホテルを選ぶ事が重要です。
そのほか、ペットホテルを選ぶときに注意することとして、スタッフの管理体制が挙げられます。
24時間体制で、スタッフが常駐しているホテルを選ぶことをおすすめします。
また、動物病院との連携が、24時間体制で取れるようになっているペットホテルであれば、安心して預けることができます。
犬を預ける場合には、スタッフにドッグトレーナーがいるところが安心ですし、動物看護師が常駐しているところがおすすめです。
ペットホテルを利用する際には、ペットの伝染病を防ぐ目的で、予約時に、狂犬病やワクチンなどの予防接種証明書の提示を求められる場合もあります。
予防接種証明書は、あらかじめ用意しておくようにし、未接種の場合にはワクチンを接種してから預けるようにしましょう。
ただし、ワクチンは接種後、免疫力がつくまでに2週間程度の期間を要します。ゆえに、ホテルに預ける2週間前までには接種を済ませておくようにしましょう。
ペットに合ったホテルかどうかも重要になります。
動物は人間と同じ様にストレスを感じる生き物なので、強いストレスを与えると体調を崩してしまったりする可能性があります。
持病を持っている場合には動物病院が併設されているところなら安心ですが、自宅から移動する事にストレスを感じるような場合には自宅から近いホテルを選ぶ必要があります。
ペットホテルの選び方でもっとも大切なのが、清潔さとなります。
ホテルに預けて感染症にならないためには、ホテル内やケージ内が清潔に保たれていなくてはなりません。
ケージ内の装備品が、きちんと洗濯済みで、清潔に保たれたホテルに預けるようにしましょう。
外観が綺麗なホテルでも、室内環境やケージの中は不衛生になっている可能性があります。
したがって最初に、室内環境とケージの中をチェックする事になります。
室内の匂いやケージの中の清潔さ、防音設備や他のペットとの接触の可能性などがチェックポイントになります。
良いホテルであれば、預ける際にカルテを作成します。
食事内容や、トイレ、散歩の習慣、性格やクセなどについて、事前にスタッフから質問がなされます。
預けるペットのことを、細かくリサーチしてくれていますので、安心して預けることができます。
最近では、ペットホテルのサービスも充実しており、預かったペットの画像を1日1回、メールで飼い主に送信してくれたり、ブログに掲載して、飼い主が好きな時に、ペットの様子を知ることができるサービスも設けられています。
こういったペットの様子をチェックすることができるサービスに重点をおいて、ホテルを選ばれるというのも選択肢のひとつとなります。
